27th
金利の話
今日「金利が上がっているなら、それなりにインフレになっている。だから貨幣価値が下がって、家賃の価格とか上がってるんじゃねえの?」ってな話をしている人がいた。
日銀は通貨の安定のため、要するにインフレを抑えるために金利を上げる。金利を吊り上げて通貨供給量を抑制する。金利を上げ続ける限り、一応インフレは抑えられる。その方法が公定歩合から、オペに変わっただけ。
一方で、市場金利はそれとは関係なく、上がったり、下がったりする。資金需要が旺盛でなくても、信用不安が起きれば金利は上がる。現在は量的緩和までは行っていないが、0金利と同じである。にもかかわらず、市場金利は下がっていない1年前より今の方が市場金利は上がっている。
まず、日本ではよほど政策転換がなされない限り、インフレにはならないと思う。資源高みたいなことはまた起こるかもしれない。しかし、所得が増えていくようなインフレはまず来ないと思う。
中国など新興国も今回の不況の影響を受けているけれども、先進国の不況は所得再分配のひとつのゆり戻しではないかとも考えている。これがグローバリゼーションであり、ビッグフロント先生の言うボーダレスワールドである。それがBRICSが大丈夫ではなかった理由で本当につながりつつある世界。
今回の不況の影響を受けていないのは、閉じた国だけだろう。
話はそれたが、つまり中国と所得水準はお互いに近づいていくのではないか?ということだ。日本の所得は減り、中国の所得は増える。お互い大して豊かにならないで・・・である。
それは中国はそのままインフレ、日本はデフレの状態を示す。必ずしも経済の成長と衰退を示さない。
長くなったが、結論は金利はわからないが、家賃は下がる方向でしかバイアスはかからない。家賃が上がるためには地価の上昇を必要とする。たぶんそういうことは都市部でも今後は起こりにくいということ。
そこで、景気浮揚として個人資産1300兆円の消費の話になるが、金利が0でも使わないが最適解となるんじゃないか。
株価は当面10000円を超えないだろう。PER100倍以上はあんまり関係ない。営業赤ならPERは上がる。不況時はむしろPBRだろうね。